初めの一歩「地方起業の教科書」

3月 26, 2022

地方で起業したい方向けの実践書として、ワタミで新規事業立ち上げなどを担当された中川直洋さんという方の本です。前半はマクロ的な人の流れについてや、地方にビジネスチャンスがあふれていることなどを説明し、後半では事業立ち上げに必要ないわゆる「いろは」的なことを平易な表現で書かれています。

既に事業を立ち上げて数年経っている自分からすると、この本の内容は簡単すぎるというのが正直な感想でした。ひふみ投信の藤野さんや面白法人カヤックの柳沢さんが推薦しているので、本書の趣旨としてターゲットとする読者が起業すら考えていない学生や若者向けなのだろうと思います。

高校生、大学生、社会人3年目までの方で、Uターン・Iターンに興味がある、地方起業の可能性について考えたい、地域協力隊で起業もしてみたい、という場合は、おすすめできます。

ただ、本書だけを読んでも何かできるようになるわけではなく、ざっくり地方起業についてわかるというレベルにしかならないので、既に起業したいという強い思いのある方はスキップして、興味のある分野の起業家本を読む方がよほど勉強になると思います。

以下、印象に残った内容とコメントです。

  • 著者が代表を務める公益社団法人ジャパンチャレンジャープロジェクト
    https://www.japan-challenger-project.com/kamakura-pr-200724/
    ➡ 地方起業を支援する活動でとても素晴らしいと感じました。飛騨地域でも起業家の層があつくなってきたらこういった組織をつくり、若者が起業しやすい環境づくりをしていきたいです。HIDAIIYOではシェアオフィスやコワーキング・サテライトオフィスを通じて起業支援やネットワークづくりをしてきましたが、あくまでもそれぞれが切磋琢磨して自然体で交わるスタイルです。組織的にハンズオンの起業家支援や、イベントなどで起業に少しだけでも興味がある起業潜在層に起業に興味を持ってもらう活動もできると良いと思いました。