# 起業
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6月 27, 2023
経営者の眠れぬ夜のために 『会社という迷宮』
ボストンコンサルティンググループなど複数の会社で経営コンサルタントとして活躍された石井 光太郎さんの本です。(株)コーポレイトディレクション(CDI)設立にも参画されているので、経営共創基盤の冨山さんともつながりが深そうです。なんといってもタイトルからしてユニーク且つ本質的なオーラを感じたので、購入してみました。本書はタイトルの印象通り、非常に本質的で示唆に富むものでした。よくあるビジネス本にあるノウハウ的な話はなく、会社とは?経営とは?、経営者とは?といった問いに著者があらゆる経験から紡ぎだしたであろう言葉が綴られています。資本主義社会における数字偏重の経営計画や安易なM&Aに対する批判的考え方など、最近の世の中の風潮を問い直して本質的な言葉としてアウトプットされています。特に印象に残ったのは、経営者の主観に関する記述です。私は創業者兼経営者なのでより共感したのかもしれませんが、経営者の主観が大切であるということが強調されており、とても腹落ちしました。会社の創業は、創業者の主観的な世界に基づいて始まっており、そこに強い価値観があるからこそ、共感する仲間が集まり社会も後を追ってくる。言われ...
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8月 31, 2022
偉大な企業をつくる地図「ビジョナリーカンパニーZERO」ジム・コリンズ
世界的な超ロングセラーとなったビジョナリーカンパニーシリーズの最新版です。第一巻『ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則』(Built to Last、ジェリー・ポラスとの共著)から始まり、全4巻になっています。著名な起業家が必ずおすすめする本の一つです。私は、第一巻は社会人時代から何度も何度も読みました。日本語で読んだ後に、さらに英語で読んでいたので、かなり頭に入っている本です。2-4巻は流し読み程度になったのもありますが、正直印象には残りませんでした。しかしこの最新刊は本当に素晴らしかったです。これまでのシリーズ全体からのエッセンスの盛り込みながらも、スタートアップや中小企業がどう成長するのかについて書かれているため、共感できる部分が多かったのだと思います。どうしても大企業の内容や事例が多くはなりますが、本のエッセンスから学べることや、励まされることも多く、スタートアップや中小企業の経営者に強くおすすめできる本です。ありすぎて三つに絞るのが大変でしたが、以下、印象に残った点とコメント。幸運も不運も等しく訪れる。しかし偉大な企業は幸運からより多くのリターンを得ていたのだ。どう活かすかだ。偉...
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8月 31, 2022
戦う起業家に向けたパンク哲学「Business For Punks」 James Watt
イギリスで最も売れているクラフトビール「BrewDog(ブリュードッグ)」の共同創業者による本です。300万円で始めたビジネスがどうやって急拡大し、倒産の危機を乗り越えながらも成功を収めるまでに至ったのかがかかれています。実はこの本を読んだのは随分と前なのですが、再度読み返してみました。起業当初に読んだのですが、今でも内容の過激さ、起業・ビジネスとは戦いだという前提で動いていること、独自の経営論は本当に多くの示唆を与えてくれます。日本はある意味恵まれており、競争も激しくないので、彼らのような動きをする会社は少ない気がします。同調圧力など一切気にせず、他人のアドバイスも一切無視して、自分が信じる世界を実現するための革命に命をかけるといった感じです。これから起業する人、起業したての人には、目線を上げてくれるポイントや新たな気づきがいくつもあると思います。ただ、内容が過激すぎるので、同じような経営を日本で実践するのは危険です。単純にまねをするのではなく、その本質、自分自身が本当に信じることを実践することがポイントなので、自分自身がパンクでなければパンクでない経営論があるはずです。経営とはどこまで行っ...
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8月 29, 2022
別解力こそ経営力「起業家の思考法」平尾丈
株式会社じげんの代表 平尾丈さんの本で、起業論について書かれています。平尾さんはリクルート入社後、新規事業を複数立ち上げた後、会社を設立し、社長に就任。30歳でマザーズ、35歳で東証一部上場、12期連続増収増益を達成している起業家です。圧倒的な成果を出し続けた平尾さんの別解力の解説はとても面白いものでした。別解力とは、「自分らしいやり方×優れたやり方×別のやり方」と定義されています。別解を持つことにより、圧倒的成果が出る、評価される、個性が出せる、自己肯定感が高まることで、仕事が楽しくなるという点は、とても共感しました。起業家に必要なものとして、発見力、別解力、実現力+失敗力+これらによる成長力が挙げられていました。特に失敗力が必要という点は印象に残りました。圧倒的な成果を残す人材は失敗もたくさんしていますが、そこから学び続けられる人は同じ失敗を繰り返さず成長し続けられるということ。最近失敗が少ない気がしていたので、心に響ました。一点、物足りなかったのは、平尾さんの個人的なストーリーや感情面があまり語られていなかったことです。おそらく平尾さんはとても論理的な方で起業論にフォーカスした本とい...
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5月 25, 2022
With コロナとふんころがし経営
HIDAIIYO代表のNOTEを更新しました。『With コロナとふんころがし経営』https://note.com/hidaiiyo/n/n81a9ce373bbc
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5月 4, 2022
危機に立ち向かう君へ
HIDAIIYO代表のNOTEを更新しました。『危機に立ち向かう君へ』https://note.com/hidaiiyo/n/nc44dc8b37474
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4月 4, 2022
社会起業の方法論「9割の社会問題はビジネスで解決できる」
著者の田口さんが2007年に創業したボーダレスジャパン。貧困、過疎化、人種差別、耕作放棄地、フードロス、地球温暖化などあらゆる社会問題を解決する事業を展開している会社で、ユニークな経営の仕組みや社会起業のノウハウについて書かれています。日本だけではなくて世界15ヵ国で40のビジネスを展開しているとのこと。本書を読む前は、日本から本当にソーシャルビジネスで世界展開できるのだろうか?と感じていましたが、仕組みが生まれた歴史や事業内容を理解するとなるほどと納得しました。ボーダレスジャパンの強みは圧倒的な当事者意識を生み出す仕組みとビジネススキルだと思います。これは、代表の田口さんが株式会社ミスミ出身ということが大きい気がします。株式会社ミスミは徹底的に経営マインドとスキルを社員に教え込むことで有名な企業です。HIDAIIYOのミッションである「ビジネスの力で地域を前へ」と考え方が似ていることもあり、共感できる部分も多く、たくさんの学びを得ることができました。僕たちもスモールビジネスをいくつも立ち上げてきましたが、本書に記載してあるノウハウが当てはまる経験がたくさんありました。ただ、ボーダレスジャパン...
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3月 30, 2022
さらばレクサス
HIDAIIYO代表のNOTEを更新しました。『さらばレクサス』https://note.com/hidaiiyo/n/nfd6a34053750
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3月 30, 2022
37歳の目標
HIDAIIYO代表のNOTEを更新しました。『37歳の目標』https://note.com/hidaiiyo/n/n585ed0accf21